S17使用構築 陰陽連絡イベルマンムー 最終59位(レート2021)
(イベルタル以外は同一の個体です)
こんにちは。けつばんです。S17で最終2桁を達成した構築を紹介します。
<構築経緯>
イベルタルがザシアン以外の禁伝に軒並み五分以上に戦えそうだったので採用を決めた。イベルタルは性能上ダイマックスを切らなければ真価を発揮できないため、後続にはダイマックスなしでも強いポケモンを採用した。そこで、高い数値や耐性を生かし状態異常による上振れも狙えるサイクルができ、相手にダイマックスを切らせることを抑制できるドヒドイデ、ラッキー、サンダーを採用した。しかし、サイクルを回すことで詰め切れる試合は多くないため、対面的に強く動ける駒を残りに選んだ。そのために必要な条件は等倍以上の範囲が広く火力が高いことだと思ったので、先制技も含めて火力も申し分ない襷マンムーをパーティに入れた。最後に、ダイマがなくとも切り返しができるメタモンを使うことにした。この並びで試運転していると、イベルマンムー@1がかなり強いことに気がついたので、その選出を中心にして構築を使用した。
<使用個体>
イベルタル@命の球
201-x-115-183(252)-119(4)-166(252)
悪の波動/デスウイング/挑発/羽休め
↓最終日夜変更
201-183-115-x-119(4)-166(252)
不意打ち/ダブルウイング/鋼の翼/羽休め
主にDMを切る駒。火力を少しでも高めたかったので球で採用した。挑発の枠には当初熱風が入っていたが、打つ機会が少なかったのでラッキーやカバルドン、ブラッキーなどに打つことでアドが得られる挑発にした。終盤バンギラスが意外と多かったこともあり最終盤のみ物理型へ変更した。ダイスチルのBアップで拾った試合もあったが、アッキカバに詰まされた試合もあるので一長一短。今期の最終2桁や葉桜杯優勝といった結果を残すことができたのはこのポケモンのおかげなので感謝しかない。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
157(252)-x-224(252)-73-163(4)-55
熱湯/毒々/黒い霧/自己再生
主に物理を受ける駒。火力が低くみがわりなどの起点にされやすかったりエースバーンの思念のような役割破壊を受けやすかったりするのであまり出さなかった。しかし、パーティにいるだけでもウオノラゴンの選出の抑制など、選出誘導をしてくれるので採用した意義は結構あったと思う。
ラッキー@進化の輝石
325-x-57(252)-x-126(4)-112(252)
地球投げ/卵産み/電磁波/身代わり
特殊受け。最速にすることで、遅いレヒレやヒードラン、麻痺したザシアンより上から動ける。イベルやマンムーがレヒレに弱めで、カイオーガの攻撃を受ける機会は少なかったのでこの調整は正解だったと思う。
サンダー@ゴツゴツメット
197(252)-x-150(252)-146(4)-110-120
ボルトチェンジ/暴風/怪電波/羽休め
ザシアンやウーラオスに比較的強い駒。その2体に削りを入れる目的でゴツメ採用。後述のマンムーが地震でザシアンを9割ほど削れるので、そこにゴツメを合わせ処理する動きもできた。怪電波は詰めに使えて便利だが他の電気タイプの特殊技やラッキーとの相性がよい電磁波でもよいと思う。
マンムー@襷
185-200(252)-100-91(4)-72-132(252)
本構築のMVP。ほぼ全試合に選出したといっても過言ではない。氷のメインウェポンは氷柱針との選択だが、針3回で微妙に足りないことが多いと感じたので命中不安ではあるが落としを選択した。フリーズドライはラグラージをはじめとした水地面やウオノラゴンに打ったがたまに馬鹿力が欲しい場面もあるので選択。イベルタルと攻撃面で嚙み合いがよく、電気の一貫を切れるので強い組み合わせだと感じた。
155(252)-x-x-x-x-x
(HP以外は適当に降られた非理想値です)
変身
スカーフによる切り返し性能の高い駒。特筆すべきことはないが、選出をゆがめられる点が強いので、それを意識して対戦していた。
<最後に>
ここまでご覧いただきありがとうございます。本ブログを開設してちょうど1年になりますが、これからもよろしくお願いします。個体紹介などは簡潔に書いたので、質問などあればTwitterへお願いします。
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