S27使用構築 破壊イベルザシアン 最終2000:135位
こんにちは。けつばんです。S27でレート2000を達成した構築を紹介します。
<構築経緯>
シーズン中色々な伝説を試していた際、物理と特殊の判別が困難であることなどから、イベルタルを完全に対策することが困難であると感じたため、イベルタルを軸とした構築を組み始めた。取り巻きを試す中で、サイクルよりも対面的に動かした方が扱いやすかった。イベルタルはダイマックス時に特に高い性能を発揮するため、もう一体の伝説にはダイマックスを必要とせず、イベルとの攻めの補完にも優れるザシアンを選択した。また、対面性能が求められる襷枠には伝説2体が苦手なサンダーに強めなマンムーを採用し、選出誘導も含め幅広く活躍できるメタモンも構築に組み込んだ。最後に、ここまでで重い展開系統の構築にも出せるイバンミミッキュ、龍舞ネクロに抗え状況次第でザシオーガにも投げられるナットレイを入れ構築の完成とした。
<使用個体>
イベルタル@命の球
201-201(252)-115-x-119(4)-151(252)
イカサマ/ダブルウイング/鋼の翼/不意打ち
構築の軸。カイオーガに大きくダメージを与えられ不意打ちのリーチが長い物理で採用した。どの技も使用頻度が高かったが、ダイウォールが欲しい場面もなくはなかったため一考の余地あり。初手ダイマよりも相手のダイマを往なしてから展開することで真価を発揮した。
ザシアン@朽ちた剣
193(204)-242(236)-136(4)-x-137(12)-175(52)
調整意図:HBD…できるだけ高く・DL調整
S…HAミラーで先制を狙える程度
巨獣斬/じゃれつく/ワイルドボルト/電光石火
非ダイマで動かせる最強のポケモン。イベルがホウオウを、マンムーが鋼飛行を誘うのでワイルドボルトがかなり活きた。最終日に一定数リフレクダイナを見かけたためサイコファングも考えたが切れる技がないので不採用。イベルザシアン両方が先制技を持っているため互いにリーチを伸ばすことができた点が優秀だった。
ナットレイ@食べ残し
181(252)-114-201(252)-x-137(4)-22
パワーウィップ/ジャイロボール/宿り木の種/鈍い
イベルだけで止めるのが難しいネクロを意識して採用。ネクロの裏にいることの多いゼルネアスにも強い点が高評価。また、サンダーなど特殊炎打点持ちがいなさそうなザシオーガに対してダイマックスを切ることもあった。鈍いはネクロとの積みあいになる際鉄壁よりも有用そうだったので採用した。鈍いのおかげで拾った試合もあったので正解だったと思う。
185-200(252)-100-x-81(4)-132(252)
氷柱張り/地震/雪雪崩/氷の礫
伝説2体との補完に優れる襷枠。雪雪崩は後攻になるものの威力120で出せる点が非常に強力だった。具体的には、礫と合わせてマンムーや黒バドレックス、無振りダイマサンダーを縛ることが可能になる。採用例を見かけないが、サンダーがいる環境では必須レベルの技だと感じた。ザシアンは地震でほぼ落とせないので、選出段階で処理ルートを意識する必要がある。
ミミッキュ@イバンの実
131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
ゴーストダイブ/かげうち/呪い/身代わり
積み構築への一応の回答。ネクロズマはメテオドライブで特性を貫通してくるのでナットレイの宿り木と合わせて対処していた。
155(252)-x-x-x-x-110(252)
カイオーガやランドロスと偶発対峙した際スカーフ判定できる最速で採用。
<最後に>
ご覧いただきありがとうございました。ルールが変わって最初のシーズンでしたが2000達成できて嬉しいです。来期は2000帯で安定して潜ることを目標に頑張りたいです。質問などはTwitter(@ketsubanpoke)までお願いします。